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5フォース分析に出てくる用語

フォースとは

さて、ちょっとややこしそうに見える5フォース分析。それぞれのフォースの具体的な分析に入る前に、今までのまとめと予備知識の話でもしながら、一服しませんか?

家電メーカー卸売部門の新任チームマネージャと先輩マネージャのティータイム。二人は営業部門の全体会議を終えたばかりで、5フォース分析をテーマにした討論にも参加していました。

5フォース分析の討論には初めて参加しましたが、少し難しかったです。

僕も最初はそうだったけど、多分「言葉」のせいかもしれないよ。

そうかもしれません。
同じ言葉の意味が、人によって少し違うなと感じましたし、
難しい言葉も多かったです。

5フォース分析には、経済学の用語がそのまま使われていることが多いからね。
耳慣れない言葉が多いかもしれない。

いい機会だから、一つずつ確認してみようか。

ぜひ、お願いします。
まず「フォース」の確認からいいですか?

私は単純に「力」と思っていたんですが、「脅威」という人もいましたよね?

そうだね、確かにフォースは力という意味だけど、
「力ずくで」というときに使われる「力」の意味合いが強いようだね。
だから「力持ち」の力というよりは、「影響力」の方が近いよ。

そこで、業界に向かって働く力だから「業界側から見たら脅威だ」、
という意味で使う人が多いんだよ。

「業界」の範囲

なるほど、よくわかりました。

あと、「業界」の範囲なんですけど…

会議の資料には「買い手」や「売り手」は同じ業界に含まれていなかったけど、
同じ商品を売り手から仕入れて買い手に卸すような場合は、
売り手や買い手も同じ「業界」に含まれるんじゃないですか?

そこは確かに紛らわしいところがあるね。
業界によっても違うだろうし…。
ウチはメーカーだから、売り手はいろいろな部品や材料の業界にいる。
それで買い手も含めて別にしているようだよ。

だからウチは、売り手や買い手からのフォースは「業界の外部からの力」
としているけど、「業界内部からの力」としている会社もあるよ。

ありがとうございました。

ほかにもいろいろあるんですけど、まだ自分自身が整理できていなくて…。

じゃあ今度は僕の方から、いくつかの言葉を説明しておこうか。
整理するときに役立つと思うよ。

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