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5フォース分析に出てくる用語

基本的な言葉の理解

話を分かりやすくするために、ここでは下図の3つのフォースだけで基本的な言葉を理解していきましょう。

図の中央が、自社の属する業界を表わします。そして、いわゆる同業者間の競合はこの中で繰り広げられます。

そして「買い手」は「業界側から見た販売先」、「売り手」は「業界各社が商品を調達している仕入先」を指し、これらは分析対象の業界が何かによって変わります。

例えば業界が家電メーカーとするなら、買い手は問屋かもしれないし、小売店、または通販会社の場合もあります。また売り手は、部品メーカーやその代理店、輸入業者などになるでしょう。

そして赤い矢印は、「買い手や売り手からこの業界に働く力」を表わします。 注意していただきたいのは、この赤い矢印は「商品の流れ」ではありません。商品は、あくまで左から右へと流れます。

「後方と川上」「前方と川下」

ここで一つ、言葉を覚えておきましょう。それは「後方と川上」、そして「前方と川下」。それぞれのペアは同じ意味を表わしますが、図にある小さな矢印がそれらを示しています。


つまり業界を基準にして、最終ユーザに近い方が前方または川下、生産者や製造者に近い方が後方または川上となります。これは後の説明で出てきますので、その時はここを思い出してください。

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